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「垳」を守る会

全国で唯一の地名・八潮市「垳」(がけ)を守りたい!gake840@yahoo.co.jp

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10/22・市民アピール

 当会と友好関係にある旧潮止揚水機場の保存と活用を考える会より、22日(土)に行われた緊急集会について報告がありました。当日、23名の参加者があったそうです。
 主催は、旧潮止揚水機場の保存と活用を考える会、旧潮止揚水機場の保存と活用を求める研究者の会です。
 来場者の総意で、市民アピールが採択されました。これについて、下に掲出します。
 ぜひ、ご一読ください。
 
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                       市民アピール

 私たちは、本日の集会を通じて、昭和4年に村民らの悲願によって建設され、今なお八潮市に現存するこの旧潮止揚水機場という農業施設が、郷土の先人たちによって大切に受け継がれてきた、かけがえのない文化遺産であるということを再確認しました。そして、そのあり方を考えることは、地域を見直し、市民協働を体験的に理解する機会になりました。
 旧潮止揚水機場は生活の中で生み出された、地域の人々の思いや営みの象徴です。地域の歴史と文化を伝承するもの、云わば「地域の記憶」です。単なる資産でなく、貴重な文化財なのです。先人達が遺してくれた財産であり、これを後世にバトンタッチしていくのが順当です。
 また、旧潮止揚水機場を残すことは、故郷を残すことです。共同体、地域住民の絆を残すことでもあります。なぜなら、建設の由来や施設の役割と地域の歴史を学ぶことで、地域への愛着や心豊かな生き方が養われるからです。
そのような旧潮止揚水機場を一部でも取り壊されることは、八潮市民の絆を分断し、故郷を失うことにもつながります。八潮市民であることの誇りは消えていくでしょう。
 本日の参加者一同は、旧潮止揚水機場をわがまち八潮市の歴史と文化を象徴する大切な文化財であると考え、これを残して生かし、次の世代に継承していくことをここに宣言します。そして、残して生かす過程を通じて、まちづくりと市民協働を具体的に考えます。「八潮市民憲章」に謳われる、八潮市民であることに誇りと自覚を持ち、文化の高いまちをつくります。
私たちは市民として、また学識経験者として、旧潮止揚水機場の保存・活用については、全面保存かポケットパークの設置かといった「二者択一」ではなく、八潮市と市民・学識経験者の三者が叡智を結集して、まだまだ様々な保存・活用のかたちを協議し続けていく必要があるという見解を持つに至りました。折しも10月19日の『朝日新聞』夕刊は、「SL展示悲しき終点/老朽化 活用策なく解体/自治体管理に限界」という記事をトップに載せており、ポケットパーク構想が抱える問題点を明確に指摘しています。
そもそも旧潮止揚水機場は、八潮市民の財産であるばかりか、埼玉県民の財産、ひいては国民の財産です。従って、八潮市は、旧潮止揚水機場の保存・活用に関しては決して市の一存で判断をせず、早急に埼玉県教育委員会や文化庁の担当部局と協議し、その専門的な指導を仰がなければなりません。そして、こうした手続きを経た上で、将来に禍根を残さないような保存・活用案を改めて市民に再提案するべきと考えます。文化遺産は、一度破壊してしまえば、二度と元の状態には戻りません。
八潮市が、市民・学識経験者はもとより、埼玉県や国の同意を得ないまま旧潮止揚水機場を解体して既成事実を作ってしまうことも危惧されていますが、そのようなことは断じてあってはならないことです。今後の様々な議論の前提として、この貴重な近代遺産を、まずは現状のまま保存することを満場一致で強く訴えます。

      
平成28年10月22日

       緊急集会
       「県内最古のポンプ場を壊さないで!
        ―八潮市民の命をつないだ「旧潮止揚水機場」を次世代へ― 」参加者一同

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